~書道日記~
7月、8月と暑さが続いていますね。
今年は、早めに梅雨が明け、明けたと同時に
蝉の声が聞こえ始めましたが、蝉の句と言えば
やはり有名な句は、松尾芭蕉の句でしょうね。
「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」
この句は、芭蕉が出羽の国【現在の山形県】の立石寺を7月13日に
参詣した際に詠まれた句だそうです。
さて、蝉も色々な種類がおりますが、この時に詠まれた句の蝉は、
どの蝉なんでしょうかね?
1926年にもそのような事を論争した事があるようです。
その時の論争では、【アブラゼミ】か【ニイニイゼミ】かとの論争で
実地調査などを行ない、その当時の対立の結果は、【ニイニイゼミ】で
落ち着いたようです。
このような句からちょっと調べてみました。一つの句からも色々な
発見ができるものですね。
まだまだ暑さが続きますが、皆様お身体ご自愛ください。
生活相談員 國光