~ 書道日記 ~
「草の戸も 住み替わる代ぞ 雛の家」 この句は、かの有名な松尾芭蕉が
奥の細道(東北)に出立する前に書かれた句と言われています。
自分が住んだ草庵を売り旅の旅費にし、その草庵に次に来る人が
綺麗な雛飾りを飾ってくれるだろうと思い書いた句だそうです。
「春の海 ひねもすのたり のたりかな」 この句は、これまた有名な
与謝蕪村が書かれた句です。 春になった海を歌った句でなく
冬の海をみて、早く暖かくならないかなぁ?と願う歌のようです。
ちなみに、「ひねもす」とは、一日中、終日という意味だそうです。
勉強になりました(笑)
少しずつ春を感じ始めてきましたが、朝晩とまだ寒さが残ります。
皆様、御身体ご自愛ください。